畑野・長谷寺(続)
畑野の長谷寺(ちょうこくじ)は、前浜海岸の松ケ崎から小佐渡の小倉峠を越えた畑野の長谷にあります。
鎌倉時代、佐渡配流となった日蓮上人や世阿弥も、小倉峠を越えて長谷の観音堂に寄られたともいわれています。
観音堂の左手横に祠があり、中に小さな石地蔵がいっぱい並んでいます。 長谷の大地蔵に願をかけるとき、身代わり地蔵として奉納されたものといいます。
<観音堂(大悲殿)> <身代わり地蔵>


一本の大きな杉の根元に、高さ245㎝、像高185㎝という背に舟形光背をつけた長谷の大地蔵が立っています。
右手に錫杖、左手に宝珠を持った大地蔵は、延命地蔵として多くの人の信仰を集めているといいます。
案内によれば、
「昭和54年11月、平山郁夫先生が “佐渡の石仏スケッチ旅行” に掲載した大地蔵である。」 とも記されていました。
その雑誌は私の手元にありました。 雑誌には “真野・椿尾の石仏” も載っていました。
大地蔵から一段上がった所に、佐渡奉行を務めた竹村九郎右衛門の苔むした「五輪塔」がありました。
ご本尊の開帳を強要して突然目が見えなくなった 奉行は、仏罪を悔い自分の傲慢を謝罪したといわれています。
山の奥深い高台に 「五智堂」 が建っています。 大日如来を中心とした五智如来さまを参拝して長谷寺(ちょうこくじ)を後にしました。
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