« 御神楽 | トップページ | 春鍬祭(続) »

2018年2月20日

春鍬祭

春鍬祭とは、玉村町の樋越神明宮で行われる祭礼です。
2月11日に行われるこの祭りは、農耕開始の祭礼としてその年の豊作を祝うもので、国の指定重要無形民俗文化財として今に続くものです。

091

境内の数本のハナモモは間もなく開花です。 

094

樋越地区の当番宿を出発した神主、禰宜、氏子ら一行が、徒歩でやって来ました。
鳥居前で、参道を通過する行列にカメラを向けました。

149

搗いた餅を、大きなザルや桶に居れて担いできます。

150

餅が入った桶には、地区内の組の名前が見えます。

151

紋付袴姿の男性は氏子総代でしょうか、鳥居下を通過します。

152

担いでいる竿がしなるほど二つの樽の中は餅が入って居ます。

153

桶からはみ出して見える木はカシの木の枝です。
その枝には、氏子らが搗いた餅がついて居ます。

154

唐草模様の大きな風呂敷に餅を入れて背負って通る人も居ます。

155

上組の桶が通過して行きます

156

藤川組の桶も通過します。

157

最後は太い竹の担ぎ棒の桶が通過して行きます。

159

行列の最期を見届けた後は、行列を追い越して社殿前へと先回りをして待機です。                     つづく

|

« 御神楽 | トップページ | 春鍬祭(続) »

まつり」カテゴリの記事

コメント

>hirugaoさんへ
田んぼへ出る前の早春の祝いの神事ですね。
この地方でも過疎化が進んで後継ぎが不足して
祭りの存続も心配になるとの話も聞きました。

投稿: つちや | 2018年2月20日 10:54

>山小屋さんへ
地元の人と一緒に居たら餅が付いたカシの鍬も
貰って来ました。
家に帰って焼いて食べたら美味しい餅でした。

投稿: つちや | 2018年2月20日 10:49

>地理佐渡さんへ
これまで何回か観に来て居ますが、今回は良い
場所取りが出来て地元の人とお話も出来ました。
帰りにはカシに餅が付いた鍬も貰って帰りました。

投稿: つちや | 2018年2月20日 10:46

お餅がみんなに配られるといいですね~

そろそろ畑の準備のお祭でしょうか?
少し暖かくなりみんな楽しみにしているのでしょうね。

投稿: hirugao | 2018年2月20日 09:55

たくさんの餅が集合するようです。
この餅はあとで見物者にも配られるのでしょうか?

投稿: 山小屋 | 2018年2月20日 08:46

おはようございます。

>農耕開始の祭礼..
佐渡でも越後でもそのことにまつわる祭礼はあります。
色々なスタイルがあり、良いですねぇ。
取材のしがいもあります。

さて、今朝は雪が少なく出勤は楽ちんそうです。
外は曇っています。

投稿: 地理佐渡.. | 2018年2月20日 06:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 御神楽 | トップページ | 春鍬祭(続) »